真皇杯ラストチャレンジ準優勝・本戦使用構築~バンドリアシレミミッキュ2軸構築~
今回は真皇杯ラストチャレンジと本戦で使用した構築を紹介します。
ラストチャレンジ古石場 予選ブロック 5-2 オポネント差で1位抜け 準優勝
本戦 予選ブロック 1-6
構築概要
真皇杯オンライン予選を区切りに約一ヶ月の間、砂の裏選出としてのアシレーヌを封印して色々と裏選出を試行錯誤していました。しかし、じっくり時間をかけたにも関わらず実を結ばず、どの並びもしっくり来ませんでした。そこで、今一度環境について考察したところ、メガバシャーモが流行っていることから、今の環境はトリルアシレーヌが刺さっていると思い、ラストチャレンジ5日前にアシレーヌを解禁してレート環境で試運転した結果、数日でレート2000に到達できたことで環境に刺さっていると確信したため、一部のポケモンの調整をし直すことで、この構築は完成しました。
立ち回りや選出について
基本選出はバンドリ@1、アシレミミッキュ@1の表と裏の2軸であり、相手の構築に対して刺さっている方を選出し、それぞれの軸のエースで全抜きする。しかし、単純なこの2軸だけでは突破困難なときはマンダナット@1でサイクル戦をしかけ、マンダの破壊光線やメガネアシレーヌの超火力で積極的に相手のサイクルを崩し行くのがこの構築の特徴。
個別解説
バンギラス
性格 能天気
持ち物 さらさら岩
努力値 H60 A60 B132 C4 S252
実数値 183-162-161-116-108-113
技構成 岩石封じ 冷凍ビーム ステルスロック 挑発
選出率 7/17 同率4位
表選出の起点役。能天気バンギラスの馬鹿力を挑発に変えたが、馬鹿力を切って困ったことは無く、むしろ挑発を採用したおかげで、ポリゴン2やクレセリアなど構築として苦手とする受けポケモンを詰めるのに非常に役立った。受けループを相手にする際はこのポケモンをいかに大事にするかで勝敗が決まる。この構築の縁の下の力持ちであり、サポート役としての活躍は凄まじかった。
ドリュウズ
性格 意地っ張り
持ち物 ジメンZ
努力値 A220 B116 S172
実数値 185-201-95-×-85-130
選出率 7/17 同率4位
火力はHB奇石ポリゴン2が剣舞ジメンZで、乱数一発(50%)で落ちる。耐久面は無振りカバルドンや無振りポイヒグライオン、A197メガマンダの地震を高乱数で耐えるので、普通に考えたら不利な対面でも剣舞をすることで強引な突破をしたりした。Sラインについては、砂下で1龍舞状態の準速メガボーマンダ抜きにしているが、現環境は最速マンダよりも耐久調整身代わり羽根マンダが多いので、素早さに関してはこの調整で大きな問題は無かった。また、ラストチャレンジ決勝トーナメント1回戦では、ギャラドスを岩雪崩で2回連続怯ませ突破する驚異的な自覚を見せてくれたエース。本戦ではあまり選出できず、数少ない選出した試合も後述する運のなさや、プレイングの至らなさで活躍させてあげることができなかったのが唯一の心残り。
ボーマンダ
性格 控えめ
持ち物 ボーマンダナイト
努力値 H4 C252 S252
実数値 171-×-100-178-100-152
実数値 171-×-150-189-110-172(メガシンカ)
技構成 ハイパーボイス 流星群 大文字 破壊光線
選出率 10/17 2位
砂が苦手とするテッカグヤを見る枠。ジャローダやカミツルギ、ルカリオを意識する場合は臆病にした方がいいのだが、控えめでないとHDメガボーマンダが流星群で落ちないなど火力が足りないことが多いので個人的には控えめ一択。破壊光線の枠は羽休めや身代わりから選択で採用するが、私個人がサイクルで受けまわすプレイングよりも、積極的に相手のサイクルを崩しに行くプレイングが好みなので破壊光線を採用している。実際この技のおかげで勝てた試合もあり、この技を見た相手は大抵、驚いてくれたので内心ニヤリとしていた。ラストチャレンジでは、一度も技を外さない驚異的な自覚を見せてくれたが、本戦では予選ブロック2戦目の初手、一番重要な局面で技を外し、それが決定的な敗因となるポンコツ振りを見せてしまった。この負けで後が無くなり正直な話、私の心はこの場面でほぼ折れていた。
ナットレイ
性格 のんき
持ち物 ゴツゴツメット
努力値 H252 A76 B180
実数値 181-124-191-×-136-22
技構成 ジャイロボール パワーウィップ 宿り木の種 守る
選出率 5/17 6位
構築の苦手な、ミミッキュ、メタグロス、カプ・レヒレなどを見るための枠。火力ラインを無振りガブリアスがジャイロボールで確定2発になるまで振り、残りをHBに振り分けた。パワーウィップの枠はタネマシンガンだと威力が安定せず、火傷時にスイクンの身代わりを割れないなどの弊害があったので採用した。守るで様子見しヤンキー居座りを決めたり、終盤まで守るを見せずに隠しておくことで、相手のZを透かしたりする立ち回りをよくした。
ミミッキュ
性格 意地っ張り
持ち物 ゴーストZ
努力値 H148 A172 B188
実数値 149-145-124-x-125-116
技構成 シャドークロー 影うち 呪い トリックルーム
裏選出の起点役。以前は一龍舞A227メガギャラドスの滝登りを最高乱数切りで耐える調整にしてあったが、環境にメガバシャーモが増えたのでメガバシャーモのフレドラを最高乱数切りで耐える調整にした。実際、バシャーモのフレドラを耐えて反動とシャドクロZ、もしくはシャドクロ+影うちで倒したり、フレドラを耐えてトリックルームを展開したりする立ち回りをよくしたので、この調整にして正解だったと思う。火力ラインはシャドクロZ+影うちで無振りコケコやバシャーモ、無振り霊獣ボルトロスが落ちる程度。構築として霊獣ボルトロスが苦手だったが、最近のボルトロスはボルトチェンジを切っていることが多く、何故かミミッキュ対面で居座ってくれることが多かったので、そのまま霊Z+影うちで処理して裏のアシレーヌで全抜きなんてこともよくあった。本戦では皮をバシャーモのフレドラで剥がされた際に火傷を引き、乱数がずれたせいで次ターンのフレドラで落ちてしまうお茶目さを見せてしまい、それが敗因となった。
アシレーヌ
性格 控えめ
持ち物 拘りメガネ
努力値 H236 B100 C124 D44 S4
実数値 185-×-107-178-142-81
技構成 泡沫のアリア ムーンフォース めざめるパワー炎 サイコキネシス
選出率 13/17 1位
裏のエースであり、相手のサイクルを崩す枠。マンダを選出できなかったときのテッカグヤをみる枠でもある。B方面はメガボーマンダのA216捨て身タックルを75%で耐える調整であるが、今の環境で上位は意地っ張りの特化マンダが少なく耐久調整マンダ流行っているのでこの調整で十分だった。D方面はC222メガゲンガーのヘドロ爆弾やC216霊獣ボルトロスの10万ボルトを高乱数(約9割)で耐えるので、半端な火力の弱点技は耐えて激流補正のかかった超火力で返り討ちにしていた(ただしZ技は無理)。火力は、H振り奇石ポリゴン2がハイドロポンプで確定2発になり、大抵のポケモンは確定2発となるため、激流補正が掛かると半減相手でも強引に持っていくことができる。
まとめ
この構築の並び自体はGWのファクトリーオフからずっと使っており、参加したオフ(本戦は除く)は全て予選抜けしているので、自分の中では純正バンドリの一つの完成形だと思っている。ラストチャレンジでは序盤で勝敗が1-2となり、予選を抜けるためには1戦も負けられない状態から4連勝できたのは良かった。しかし、本戦では重要局面における運のなさ、寝不足による消極的な思考により、勝てる試合を落としてしまったので悔しさの残る幕切れとなってしまった(→とある方に寝不足バンドリを揶揄されたw)。またの機会、今度こそは自慢の砂パで本戦の予選ブロック突破出来たらいいなぁと思っているので、今後もオフは砂で頑張ります!
(オフ成績は以下参照)
ファクトリーオフthe final 予選3位抜け(勝率は1位だがジャンケン負けによる) 準優勝
BFC 予選1位抜け ベスト16
真皇杯関東予選 予選1位抜け ベスト56
真皇杯ラストチャレンジ古石場 予選1位抜け 準優勝
本戦 予選落ち負け越し
P.S S4についての報告
一応、上記の構築で2000達成したのでここに報告します。最高は2035、最終2000でした。来期こそは砂で2100のせられるよう頑張ります!
真皇杯関東予選ベスト56
真皇杯関東予選・真皇杯オンライン予選で使用
今回は真皇杯予選で使用した構築を紹介します。
関東予選 ブロック13 予選6-2 1位抜け 決勝トーナメント1落ち(ベスト56)
オンライン予選 13-6(13-3から3連敗したのですべて消化せず撤退)
構築概要
基本的な動きは以前のものと同じで、表バンドリ、裏アシレミミッキュで全抜きを狙う構築です。
個別解説
バンギラス
性格 能天気
持ち物 さらさら岩
努力値 H60 A60 B132 C4 S252
実数値 183-162-161-116-108-113
技構成 岩石封じ 冷凍ビーム ステルスロック 挑発
いつもの
ドリュウズ
性格 意地っ張り
持ち物 ジメンZ
努力値 A220 B116 S172
実数値 185-201-95-×-88-130
無振りカバルドンの地震を87.5%で耐えて強引突破する型。なおカバ入りに出すことは殆どなかった。しかし、グライオンの地震を耐えることがあったので調整自体は悪くなかった。一応意地252ミミッキュのシャドクロZ影うちも6割くらいで耐える。
ボーマンダ
性格 控えめ
持ち物 ボーマンダナイト
努力値 H4 C252 S252
実数値 171-×-100-178-100-152
実数値 171-×-150-189-110-172(メガシンカ)
技構成 ハイパーボイス 流星群 大文字 破壊光線
いつもの型なので特筆すべきことはなし。
ナットレイ
性格 のんき
持ち物 ゴツゴツメット
努力値 H252 A76 B180
実数値 181-124-191-×-136-22
技構成 ジャイロボール パワーウィップ 宿り木の種 守る
まもるを隠しておくことによるZすかしは非常に便利だった。ただし、引き際をミスると起点になってしまうので難しいポケモンだった。
ミミッキュ
性格 意地っ張り
持ち物 ゴーストZ
努力値 H148 A204 B156
実数値 149-149-120-x-125-116
技構成 シャドークロー 影うち 呪い トリックルーム
いつものトリルミミッキュ
アシレーヌ
性格 控えめ
持ち物 拘りメガネ
努力値 H236 B100 C124 D44 S4
実数値 185-×-107-178-142-81
技構成 泡沫のアリア ムーンフォース めざめるパワー炎 サイコキネシス
前回は、火力と耐久のラインをギリギリに調整したため勝てる特殊相手に対して薄くなってしまったので、調整しなおした型。ゲンガーにボコボコにされるのでメガゲンのヘドロ爆弾を87.5%で耐えるまでDに振り、B方面は意地メガマンダの捨て身を75%で耐えるまで振ってある。火力面に関しては以下を参照。
H244輝石ポリ2 50.7%〜60.2% 確定2発
H252メガクチート 91.7%〜108.9% 乱数1発 (50%)
無振りメガリザードンX 103.9%〜122.2% 確定1発
H252メガリザードンY(晴れ+激流の補正あり)98.3%〜116.7% 乱数1発 (87.5%)
無振りガブリアス 86.8%〜102.1% 乱数1発 (18.8%)
泡沫のアリア
慎重HD252カバルドン 93%〜109.7% 乱数1発 (56.3%)
H252テッカグヤ 54.9%〜65.1% 確定2発
H252カプ・レヒレ 54.2%〜64.4% 確定2発
目覚めるパワー炎
H252ナットレイ 99.4%〜117.1% 乱数1発 (87.5%)
関東予選について
予選は前半を2-2で折り返しもうダメかなーと思っていたが、まさかの後半戦を全勝したことで、6-2でブロック内同率1位が3人いる中オポネント差により1位抜けすることができました。しかし、決勝トーナメントでは1回戦からカグヤレヒレの組み合わせに苦しめられ結局敗退してしまいました…
オンライン予選について
13-3でレート1634だったので残り全勝すればワンチャンスあるのではと思ったが、17戦目の受けループとの対戦で運が尽きたのか、そこから3連敗し撤退を余儀なくされた…ラストチャレンジまでに構築を練り直して今度こそ予選突破したいですね。
最後に
いい加減に裏選出はほかの並びを考えないとまずいかなと思ってるので、アシレーヌを封印します。あと草スペレの方頑張ります!
ファクトリーオフthe Final シングル大会準優勝 BFCベスト16 使用構築 S3最終19××
今回はファクトリーオフならびにBFCで使用した構築を紹介します。
ファクトリーオフ 予選6-3 3位抜け 準優勝
BFC 予選7-1 1位抜け 決勝トーナメント1落ち(ベスト16)
構築概要
砂パの裏選出を色々試した結果、トリル軸が一番使いやすかったため、関東シングルフェスタやBCSで使用した構築をベースにサイクル戦もある程度対応できるように、アシレミミッキュのラスト1枠にゴツメナットレイを採用した。ゴツメナットレイを採用した結果、苦手だったグロス入り相手にもサイクル戦で有利に立ち回ることができ、とても強かった。
表選出に関しては、それまでバンドリのドリュウズは使い所が難しいジメンZよりも、ランドやガブに後出しの効く風船が至高だと思っていたが、使い所を見極められれば非常に強力なことが分かったので、要はプレイヤーのプレイングスキル次第であるらしい。
基本選出はバンドリ@1かアシレミミッキュ@1かマンダナット@1
個別解説
バンギラス
性格 能天気
持ち物 さらさら岩
努力値 H60 A60 B132 C4 S252
実数値 183-162-161-116-108-113
技構成 岩石封じ 冷凍ビーム ステルスロック 挑発
選出率 工場オフ 7/13 BFC 5/9
有名な能天気バンギの馬鹿力を挑発に変えただけの個体。馬鹿力を切った理由としては、打ちたい相手であるガルーラが少ないことと、それよりもバトン展開や積み展開を止められる技欲しかったので挑発を採用した。実際オフでは、岩石封じと組み合わせて相手の展開阻止や、ポリゴン2など耐久ポケモンを詰めるのに大いに役立った。また、環境にバンドリの苦手な霊獣ランドロスが多いことから、ドリュウズのアイヘ圏内まで確実に削るためにもサブウェポンの冷凍Bは必須であると感じた。
ドリュウズ
性格 意地っ張り
持ち物 ジメンZ
努力値 H44 A220 B52 D20 S172
実数値 191-201-87-×-88-130
選出率 工場オフ 7/13 BFC 5/9
風船では、やはり火力不足に悩まされたのでジメンZを採用した。火力ラインを剣の舞+ジメンZでHB輝石ポリゴン2が中乱数1発(50%)まで削り、Sラインを準速1龍舞メガボーマンダ抜きまで確保し、残りは耐久に振り分けた。耐久ラインは意地っ張りテクニガッサのマッハパンチを確定耐え、1剣舞状態でポリゴン2のイカサマを81.2%の確率で耐える。一応、無振りカバルドンの地震も中乱数(62.5%)で耐えることができる。今回はポリゴン2のDL対策でB<Dになるように調整をしたが、正直これが役に立った場面はないのでSラインを128(最速スカガブ抜き)まで落としたうえで、Dに振った分とSから削った分をBに振りH44(実数値191)-B84(実数値91)にして無振りカバルドンの地震を87.5%で耐えるように調整しなおした方が無理やり展開できるチャンスを作れるので、その方がいいと思った。アイヘ怯みは無限の勝ち筋()
ボーマンダ
性格 控えめ
持ち物 ボーマンダナイト
努力値 H4 C252 S252
実数値 171-×-100-178-100-152
実数値 171-×-150-189-110-172(メガシンカ)
技構成 ハイパーボイス 流星群 大文字 破壊光線
選出率 工場オフ 5/13 BFC 6/9
前回の構築から、唯一変更がない枠。ナットレイとサイクルを回すことを考えれば、羽休めをした方がいい気もするが、相手のサイクルを強引に崩すことを優先したため破壊光線を採用している。正直このポケモンが技を当てるか当てないかで試合が左右されることが多く、技を当てているときは最高に強かった(BFCではこいつの技外しが後に響いて負けた)。
ナットレイ
性格 のんき
持ち物 ゴツゴツメット
努力値 H252 A76 B180
実数値 181-124-191-×-136-22
技構成 ジャイロボール パワーウィップ 宿り木の種 守る
選出率 工場オフ 6/13 BFC 4/9
構築の苦手な、ミミッキュ、メタグロス、カプ・レヒレなどをドリュウズやボーマンダの火力圏内に削るために採用したポケモン。この枠は以前はフシギバナであったが、ボーマンダと両選出できないため困ることが多かったので代わりに採用した。このポケモンはバンドリマンダに対して出てくるポケモンに相性が強いため、マンダナットでサイクル戦を仕掛けることできるようになり、裏選出の選択肢が広がった。調整はどっかから拾ってきたものをそのまま使った。
ミミッキュ
性格 意地っ張り
持ち物 ゴーストZ
努力値 H148 A204 B156
実数値 149-149-120-x-125-116
技構成 シャドークロー 影うち 呪い トリックルーム
選出率 工場オフ 4/13 BFC 3/9
安心と信頼のトリル指導役。以前は襷でじゃれつくを採用していたが、ゲッコウガ対面でじゃれつく読みでめざ炎、ダストシュートを撃たれることが多かったのでシャドクロZに変更した。また、ゴーストZにすることで呪いZも使用することができるようになり、呪いを撃てる機会を増やせた。Zを撃つときにシャドークローと影うちを押し間違えたり、サイコフィールド下で影うちを押してしまったりなど、お茶目なミスを誘発しまくったポケモン(それで負けた珍試合もあった)
アシレーヌ
性格 控えめ
持ち物 拘りメガネ
努力値 H92 B204 C212
実数値 167-×-120-190-136-80
技構成 泡沫のアリア ムーンフォース めざめるパワー炎 サイコキネシス
選出率 工場オフ 10/13 BFC 4/9
前回は、アシレーヌZだったが、Zを撃つタイミングが難しく火力が安定しなかったのでメガネで採用した。火力ラインはH振り輝石ポリ2が乱数2発(72.7%)まで振り、耐久ラインはB方面が意地メガマンダの捨て身タックルを75%で耐え、D方面が臆病メガリザYのソーラービームを確定で耐えまで振った。アクジェがないため襷持ちに弱くなったが、眼鏡のほうがトリル展開時の制圧力も高く非常に使いやすかった。ただ、火力と耐久のラインをギリギリに調整したため、HP管理が重要である。
まとめ
ファクトリーオフについて
ファクトリーオフでは、予選ブロックで6-3の勝率1位が3人になり、直接対決の結果は3すくみ状態、オポネントも全て同値と、決勝トーナメント進出者をじゃんけんで決めることになる大混戦でした。その結果、じゃんけんで負けた私は3位扱いとなり、予選落ちしたショックで途方に暮れていましたが、予選ブロック3位のなかから選ばれるワイルドカード枠で決勝トーナメントに滑り込んだことで、ショックから立ち直り、そこから私の快進撃が始まったのでした。そして、決勝トーナメントの激戦をくぐり抜けてたどり着いた決勝戦の相手は、こちらの構築が苦手なポケモンを詰め込んだような構築でした(特に水ロトムがゲロ重だった)。結果として、こちらのプレイングミスや相手のプレイングの上手さもあり、惜しくも準優勝となりましたが、ここまで大きな大会で準優勝できたことは素直に嬉しく思います。
BFCについて
BFCでは、前日のファクトリーオフで優勝できなかった悔しさをバネに、7-1で余裕をもって決勝トーナメント進出を決めることができたが、このオフには前日のオフに参加していた方が複数人いたため、決勝トーナメントでその人たちと当たる恐れがありました。そして、恐れていた事態が決勝トーナメント1回戦から発生し、ファクトリーオフの決勝トーナメント1回戦で対戦した「どなさん」と再戦しました。試合の結果としては、こちらの流星群外しが後に響き負けましたが、その後のプレイングにも粗が多かったので、今思えば完敗でした。また、会場に忘れ物をしていまい、主催のオリーブさんに大変ご迷惑をおかけしました。この場を借りて再度お詫び申し上げます。
統括
今回は第7回JPNOPENでボロ負けしてから、構築が迷走しまくっていたところルミナシアさんから、アシレナットレボルトという並びを教えて頂き、アシレーヌナットの並びの強さを知ったことで、その後はトントン拍子で構築が練りあがりました。そのおかげもあって、今回は準優勝、ベスト16という結果を残せたので色々と相談に乗ってくれたルミナシアさん他、通話窓の方々には感謝の言葉しかありません。次参加するオフでは今度こそオフ初優勝を狙います!
追記 シーズン3について(5月23日)
S3終了まで残り6日とし、大洗荷物閉じ込め事件(詳細は本ブログ別記事参照)から数日経った頃、構築記事も公開してしまったことから私はS3に対する意欲をすっかりなくしていました。そんなころ、予想したよりも早く友人から荷物(DS含む)が届きました。始めはやる気がなかったのですが、暇つぶしにレートをやり始めたところ結局嵌ってしまいS3残り5日間はガッツリレートに潜りました。進捗としてシーズン終了残り3日とした頃にはレート1900台には到達していたので、なんとか最終日までに2000に到達できるかなと高を括っていたのですが、結果はタイトルからお察しの通りです。2000チャレに複数回挑戦したものの一歩及ばず最高は198?(うろ覚え)で終わりました。まぁ、こうなった原因としていくつか考えられるのは、構築として流行りのゲンガーとその周りを囲むランドロスやキノガッサといったポケモンが重かったこと、気合い玉ゲンガー、催眠ゲンガーにボコボコにされてしまったことなどが挙げられます。まぁ、催眠に関しては流行っているのにも関わらず対策を施しておらず、お祈りゲーを仕掛けているこちらに問題があるので仕方ないのですが、ゲンガーアシレーヌ対面でヘドロ爆弾を耐えると勘違いした沼突っ張りを複数回やってしまったので、そのあたり含めてプレイングが雑になってしまったこともレートが伸びなかった原因なのかなと思います。S4は20リベンジできるようにしたいですね。
BFCの帰りに友人誘われて大洗に行った結果、携帯と財布以外の荷物を失った話
5月5日(金)に私は、オリーブさん主催のポケモン対戦オフBattleFreakConpetitionに参加していた。前日に参加したファクトリーオフでは決勝で負けて悔しかったので、今度こそオフ会初優勝を狙ったが結果は決勝トーナメント1回戦で負けてしまいベスト16(前日の決勝トーナメント1回戦で対戦した、どなさんにリベンジされた)。試合も消化してしまいすることもなく、家も遠かったので、そのまま最後まで残らずに途中退場して帰路に着いたわけであるが、東京駅に向かっている途中で友人からこんな誘いがきたのだ。
「大洗に遊びに行かないか?(要約)」
この誘いが後の事件の始まりである。
大洗というと、アニメ「ガルパン」の舞台となった場所である。私はその友人から勧められて、このアニメを見たことがあったが聖地巡礼をしたいと思うほど好きなわけではなかったので、始めはこの誘いを断ろうと思っていた。しかし、この時の私は決勝トーナメント1回戦で負けてしまい落ち込んでいたせいか、何を思ったのか急遽予定を変更して、この誘いに乗ってしまったのだった。そこからは、その日の夜に友人の車で、友人の自宅のある水戸まで行き、次の日(5月6日)に大洗で観光をすることになった。
そして、事件当日である。その日は、良く晴れていて観光日和だった。友人の車に乗り込み、観光もとい聖地巡礼を大いに楽しむことができ旅は順調に進んでいたのだが、昼の3時を過ぎたあたりで事件は起きた。
突然友人が「車のカギがない」と言い始めたのである。
私は頭が一瞬真っ白になった。しかし、失くしたものがそれだけならば、友人宅に戻ってスペアキーを取ってくればよいと私は打診したが、事態はそれだけでは済んでいなかった。なんと車のカギに友人の自宅のカギも括り付けられているというのだ。つまり、車のスペアキーを取ってくるには自宅の鍵が必要だが、自宅の鍵もないという最悪な状況である。私は友人宅に荷物の大半を置いていたため、しばらく放心状態になった。二人でそれまで通ってきた順路を戻り、日が暮れるまで探し回った。わずかな希望を胸に交番や観光案内所にも連絡を取ったが、結局鍵は見つからなかった。そこまでして、鍵の捜索を打ち切ったわけであるが、このままでは宿無しである。最終的に鍵開け業者に自宅の鍵を開けて貰うよう依頼したわけであるが、そこでも衝撃をうけることになる。業者曰く鍵を壊さずに開けるとなると、なんと10万円もかかるというのだ。壊して開けるならば3万円で済むらしいが、困ったことに友人宅は一軒家ではなくマンションタイプの社宅のようなものである。壊すとなると管理人に確認を取る必要がでてくるのだ。しかし、友人宅に着いたのは夜の10時を回った頃であり、GWであることも相まって管理先には連絡がつかなかった。結局、その日は業者に高いキャンセル料を支払い、友人の知り合いに泊めてもらうことになってしまった。
明くる日、管理先に連絡はとれたものの、鍵を管理している人が休みのため詳細を確認するには平日を待つしかないことが分かった。しかし、困ったことに私の休日は今日までである。今日中に自宅に帰らねばならなかった私は苦渋の思いで、財布と携帯意外の荷物を友人宅に置いたまま帰路に着いたわけである。
まぁ、ここまで語って何がいいたいのかというと、
「要は一昨日の自分を殴りてぇ」
ただそれだけである。
思い付きだけで、無計画に行動するのは控えましょう。
BCS準優勝 純正バンドリ
目次
BCS使用構築
今回は先日行われたBCSオフで準優勝したので、その構築を紹介します!
ブロック予選 4-2 2位抜け
決勝トーナメント 3-2 決勝で敗戦 準優勝
構築概要
今回は、オフ当日までにじっくりと構築を練る余裕が無かったので、シーズン2終了後間も無い事もあり環境はそこまで大きく変化していないだろうと考え、構築は3月上旬に開催された関東シングルフェスタで使用した構築をベースにした。
基本選出と基本的な立ち回りに関しては、関東シングルフェスタで使用した構築と変わらないのでここでは割愛させていただきます。
個別解説
バンギラス
性格 能天気
持ち物 さらさら岩
努力値 H60 A60 B132 C4 S252
実数値 183-162-161-116-108-113
技構成 岩石封じ 冷凍ビーム ステルスロック 馬鹿力
選出率 7/11
表選出の要。今回はカバリザ構築が非常に多かったので、表選出をした際はこのポケモンを出すタイミングが非常に重要だった。今回は後述するフシギバナと併せて選出することで確実に砂を撒きに行く動きを多用した。技構成に関しては、吠えるや挑発が欲しい場面が多々あったが、この技構成のおかげで勝った試合もあるので使い手の好みで変えていいように感じた。試合後に対戦相手から技構成を何度か確認されたが、吠えるや挑発を警戒していた人が多く、バンドリによる選出誘導だけでなく、こちらの思惑の外でさらに思考誘導ができていたのは嬉しい誤算だった。
ドリュウズ
性格 意地っ張り
持ち物 風船
努力値 A212 B140 S156
実数値 185-200-98-×-85-128
技構成 地震 アイアンヘッド 岩雪崩 剣の舞
選出率 7/11
表選出のエース。シーズン2はランドロスが増加していたので、今回のオフも多いだろうと考えて風船を採用したが、実際はカバリザ構築が殆どだったので そこまで役に立った印象は無かった。しかし、カバルドンやガブリアスに対して強気に後出しできる点は、やはりこの持ち物ならではの強みであり、無償降臨によるアドバンテージは大きい。
調整に関しては、ORASのときに作ったものなので何処を意識したものなのかは忘れた。一応実数値からわかることは、Sラインは最速スカーフガブリアス抜きであり、耐久面は意地っ張りテクニガッサのマッパを確定耐え、意地っ張りミミッキュのシャドクロZ+影うち(88.6%~105.4%ダメージ)をどちらも高乱数引かなければ耐える程度。正直もっといい調整案があるはずなので、試行錯誤が必要。
ボーマンダ
性格 控えめ
持ち物 ボーマンダナイト
努力値 H4 C252 S252
実数値 171-×-100-178-100-152
実数値 171-×-150-189-110-172(メガシンカ)
技構成 ハイパーボイス 流星群 大文字 破壊光線
選出率 3/11
ハイパーボイス+破壊光線でこのポケモンに対して後出しされる耐久ポケモンを吹き飛ばすのが主な役割。関東シングルフェスタでは臆病だったが、やはり火力不足に悩まされることが多かったので控えめにした。また、羽休めの代わりに破壊光線を採用した。今回のオフでは選出率こそ低いものの、選出した試合は全てこのポケモンで試合の流れを決めていたので非常に使いやすかった。火力の目安としては、ハイボ+破壊光線がH244振り奇石ポリ2に93.6%~112%のダメージでどちらも低乱数を引かなければ倒せるレベル。
フシギバナ(王冠未使用)
性格 図太い
持ち物 フシギバナイト
努力値 H252 B100 D84 S72
実数値 187-×-127-120-131-109
実数値 187-×-171-142-151-109(メガシンカ)
技構成 ヘドロ爆弾 めざめるパワー炎 宿木の種 光合成
選出率 8/11
今回のオフのMVP。オフ前日になってからレヒレに対して圧力のあるポケモンが欲しくなり、草統一で普段使っていた個体を急遽組み込んだ。役割対象としたレヒレがいなかったので想定していた役割は果たせなかったが、このポケモンのおかげで勝てた試合が多く大活躍した。今回のオフはカバリザ構築が多かったので、初手リザードン対面で光合成をして様子見することで、相手の技を耐えてから後続のバンギラスに引いて確実に砂を展開することを意識して初手選出することが多かった。また、バンギラスと組み合わせることで苦手なテテフと対面してしまった場合でも、引き先としてバンギラスがいることでかなり動きやすかった。Sラインは同族対決意識で4振りロトム抜き抜きまで振ってある。耐久ラインは以下のダメージ計算値を参照(控えめリザードンなんていないだろうし、乱数的にこっちが有利だから大丈夫と高を括っていたら、決勝で控えめリザードンと初手対面して低いほうの乱数を引かれた結果、試合の流れを持っていかれたのでSの分をDに振りなおした方がいいかもしれない)。
物理耐久
実数値A200ガブリアスの逆鱗 42.2%〜50.2% 乱数2発 (1.2%)
実数値A216霊獣ランドロスの地震 38.5%〜45.4% 確定3発
実数値A189バシャーモの炎Z(フレアドライブ) 62%〜74.8% 確定2発
実数値A189バシャーモのフレアドライブ 41.7%〜49.1% 確定3発
実数値A216メガメタグロスの思念の頭突き 80.2%〜94.1% 確定2発
実数値A216メガメタグロスのコメットパンチ 44.9%〜53.4% 乱数2発 (35.2%)
特殊耐久
実数値C211メガリザードンのオーバーヒート 81.2%〜97.3% 確定2発
実数値C232メガリザードンのオーバーヒート 89.8%〜106.9% 乱数1発 (37.5%)
実数値C222ギルガルドの霊Z(シャドーボール) 71.1%〜83.9% 確定2発
実数値C222ギルガルドのシャドーボール 35.8%〜42.2% 確定3発
実数値C178バシャーモの大文字 39.5%〜48.1% 確定3発
ミミッキュ
性格 意地っ張り
持ち物 気合いの襷
努力値 H148 A204 B156
実数値 149-149-120-x-125-116
技構成 じゃれつく 影うち 呪い トリックルーム
選出率 4/11
裏選出の軸。襷持たせることで最低1回は行動確保する型。今回のオフでは裏選出をすることが少なかったのであまり活躍できなかった。しかし、構築全体として苦手とする数値受けしてくるポケモンに対して呪いで削れる点やクッションとしての性能は高く評価でき、起点としての役割だけで終わらないこのポケモンのスペックの高さが伺えた。
アシレーヌ
性格 控えめ
持ち物 アシレーヌZ
努力値 H236 B124 C124 D4 S20
実数値 185-×-110-178-137-83
技構成 泡沫のアリア ムーンフォース アクアジェット アンコール
選出率 4/11
裏選出のエース。しかし、今回はあまり活躍させてやることができなかった一番の反省点。最遅でない事からトリル展開時にカバルドンに先制されてしまうことでかなり動きづらかったので、最遅にすべきだったと思う。また、ナットレイ対策でめざ炎採用もありだと考えている。
まとめ
今回のオフは先日参加した関東シングルフェスタで殆ど裏選出しかできなかっただけに、しっかり表選出で勝てたので大変良かった。対戦後の対戦相手との感想戦ではこちらの選出は殆どの場合読み切られていたので、正直なところなぜ勝てたのか不思議な試合も多い。個人的には対戦相手の方がレート2000オーバーの強者ばかりだったので強者ならばこうするだろうという読みがドンピシャで嵌った場面が多かったので決勝まで進めたのかなぁと考えている。今回は惜しくも決勝で敗れましたが、次参加するオフは優勝できるよう頑張りたいです。
シーズン2 使用構築 ツルギバンドリ 最高レート2031
上の構築とやることは殆ど変わりませんが、ついでに紹介します。(構成が同じポケモンは説明割愛)
個別紹介
バンギラス
性格 能天気
持ち物 さらさら岩
努力値 H60 A60 B132 C4 S252
実数値 183-162-161-116-108-113
技構成 岩石封じ 冷凍ビーム ステルスロック 馬鹿力
ドリュウズ
性格 意地っ張り
持ち物 風船
努力値 A212 B140 S156
実数値 185-200-98-×-85-128
技構成 地震 アイアンヘッド 岩雪崩 剣の舞
カミツルギ
性格 陽気
持ち物 格闘Z
努力値 H196 B60 S252
実数値 159-201-159-×-51-177
技構成 リーフブレード スマートホーン 聖なる剣 剣の舞
バンドリが重い水タイプに対して強く、ポリ2やテッカグヤなどの耐久ポケモンを剣の舞+格闘Zで強引に突破する枠。このポケモンよりSの遅い炎タイプ以外の物理アタッカーはだいたい起点にすることができる。火力と耐久のラインについては以下の計算値を参照。
火力値
リーフブレード
H183B115ガブリアス 49.1%〜57.9% 乱数2発 (96.5%)
H215B187カバルドン 51.1%〜61.3% 確定2発
H177B183カプレヒレ 64.4%〜75.7% 確定2発
H157B127水ロトム 103.1%〜122.2% 確定1発
H187B111アシレーヌ 99.4%〜116.5% 乱数1発 (87.5%)
スマートホーン
H171B150メガボーマンダ 31.5%〜37.4% 乱数3発 (82.5%)
聖なる剣
H181B120メガガルーラ 62.9%〜75.1% 確定2発
H181B201ナットレイ 37.5%〜45.3% 確定3発
H193B127ヒードラン 55.9%〜66.3% 確定2発
H191B156奇石ポリゴン2 31.4%〜37.6% 乱数3発 (82.9%)
H191B110奇石ポリゴン2 43.9%〜52.3% 乱数2発 (16%)
格闘Z(聖なる剣)
H197B135メガガルーラ 99.4%〜117.7% 乱数1発 (93.8%)
H181B201ナットレイ 74%〜87.2% 確定2発
H193B127ヒードラン 107.7%〜127.4% 確定1発
H191B156奇石ポリゴン2 59.6%〜71.2% 確定2発
H191B110奇石ポリゴン2 83.7%〜99.4% 確定2発
格闘Z(聖なる剣)Aランク+2状態
H191B156奇石ポリゴン2 118.3%〜140.3% 確定1発
H153B98メガリザードンY 87.5%〜103.2% 乱数1発 (25%)
H155B90霊獣ボルトロス 94.1%〜110.9% 乱数1発 (68.8%)
H161B85ウルガモス 96.2%〜113.6% 乱数1発 (81.3%)
H204B123テッカグヤ 105.3%〜124% 確定1発
H204B170テッカグヤ 76.4%〜90.1% 確定2発
H172B211エアームド 72.6%〜86% 確定2発
物理耐久
A182ガブリアスの地震 41.5%〜49% 確定3発
A200ガブリアスの地震 45.2%〜53.4% 乱数2発 (34.4%)
A200ガブリアスの炎の牙 77.9%〜93% 確定2発
A216メガメタグロスのアームハンマー 84.2%〜99.3% 確定2発
A147パルシェンの氷柱針(Aランク+2)16.9%〜20.7% 5回連続最高乱数以外耐え
特殊耐久
紙なので割愛
リザードン
性格 意地っ張り
持ち物 リザードナイトX
努力値 A252 D4 S252
実数値 153-149-98-×-106-152
実数値 153-200-131-×-106-152(メガシンカ)
技構成 フレアドライブ 逆鱗 ニトロチャージ 剣の舞
ミミッキュ
性格 意地っ張り
持ち物 気合いの襷
努力値 H148 A204 B156
実数値 149-149-120-x-125-116
技構成 じゃれつく 影うち 呪い トリックルーム
アシレーヌ
性格 控えめ
持ち物 アシレーヌZ
努力値 H236 B124 C124 D4 S20
実数値 185-×-110-178-137-83
技構成 泡沫のアリア ムーンフォース アクアジェット アンコール
まとめ
ツルギバンドリという並びがカッコイイから使ってみたい。ただそれだけで作り始めて、2月中旬にツルギバンドリマンダテテフガモスという並びで2000に到達。しかし、あまりにも安定しなかったので解散。その後、関東シングルフェスタで使用した構築のマンダをツルギに変更して再びレート2000到達。レート2100を目指すも到達できずに終えたシーズン2でした。
※本ブログのダメージ計算値はトレーナー天国様のダメージ計算機を用いて算出しました。どこか間違えがあった場合はコメントにてご指摘してしてください。また、「ここはこう直した方がいいのでは?」という点もコメントして頂けると助かります。
第1回関東シングルフェスタ使用構築
今回は関東シングルフェスタで使用した構築を紹介します!
第一回関東シングルフェスタ 5-3ブロック内同率2位直対負けにより予選落ち
目次
構築概要
元々、S2で2月中旬ごろにレート2000に到達したバンギラス、ドリュウズ、ボーマンダ、カプ・テテフ、ウルガモス、カミツルギの並びで出場するつもりだった。しかし、バシャーモやゲッコウガなど現環境におけるメジャーポケモンに対して苦戦を強いられることが多く、2月終盤にはレートを溶かしてしまったので裏選出を練り直す必要があると考え、大会3日前にようやく思いついたのがこの並び。
表選出はバンドリ@1、裏選出はバンドリできついフェローチェやバシャーモ、ゲッコウガなど上から殴ってくるポケモンに対する切り返し用のトリルミミッキュを軸としたミミッキュアシレーヌ@1。
立ち回りの基本としては、バンドリで選出誘導を行いバンドリが通せると思ったら表選出をして、通せないと思ったら裏選出をしてアシレーヌを通しにいく。
個別解説
バンギラス
性格 能天気
持ち物 さらさら岩
努力値 H60 A60 B132 C4 S252
実数値 183-162-161-116-108-113
技構成 岩石封じ 冷凍ビーム ステルスロック 馬鹿力
選出率 1/8
ORASの時に使っていた有名な型をそのまま使ったので、調整についてはこちらを参照して頂いたほうがわかりやすいので今回は省略します。この構築の表選出の軸であり、砂ターンの管理が非常に重要でどのタイミングで退場させるか、交代して取っておくかなどの引き際の判断が難しいポケモン。一応裏選出のクッションとして選出することも可能だが今回は表選出でしか選出しなかった。
ドリュウズ
性格 意地っ張り
持ち物 風船
努力値 A252 B4 S252
実数値 185-205-81-×-85-140
技構成 地震 アイアンヘッド 岩雪崩 剣の舞
選出率 1/8
調整も何もない風船ドリュウズ。現環境はガルーラの弱体化、テテフの台頭によるキノガッサやマリルリなど強力な先制技をもつポケモンが減少し、特別なにか調整する必要はないと思ったのでミラー意識でASぶっぱにした。
持ち物を風船にした理由は環境にランドロスが増えており,表選出をした際の初手にバンギラスとランドロスの対面で相手の地震を耐えてステロを撒いた後に引くことで、ドリュウズを無償降臨させ起点にできるため(馬鹿力や鉢巻ランドロスは考慮しない)。また、バンギラスを後続に取っておくことで砂ターンが切れたときにクッションとして出すことで再度砂を撒くことができるため。
ボーマンダ
性格 臆病
持ち物 ボーマンダナイト
努力値 H4 C252 S252
実数値 171-×-100-162-100-167
実数値 171-×-150-172-110-189(メガシンカ)
技構成 ハイパーボイス 流星群 大文字 羽根休め
選出率 1/8
今大会の構築における一番の反省点があるポケモン。元々、特殊方面は補正をかけてもそこまで火力はなくバンギラスのステロ+砂ダメージと絡めて使うことが前提だったので、それならばと思い同族意識の最速にした。大文字はバンドリで重いナットレイやテッカグヤに対する打点として採用した。羽休めに関しては、破壊光線とどちらを採用すべきか最後まで悩んでいたが破壊光線を採用しなかった結果、互いにラスト1体の場面で火力不足により不意打ち択ゲーに持ち込まれて負けたので破壊光線を採用すべきだったと思う。
リザードン
性格 意地っ張り
持ち物 リザードナイトX
努力値 A252 D4 S252
実数値 153-149-98-×-106-152
実数値 153-200-131-×-106-152(メガシンカ)
技構成 フレアドライブ 逆鱗 ニトロチャージ 剣の舞
選出率 7/8
バンドリでは対処が安定しないメガメタグロスやテッカグヤ、ナットレイなどの鋼ポケモンを倒すための炎枠。また、構築としてポリ2やスイクンなど数値受けをしてくるポケモンが重いので強引に突破するために剣の舞を採用した。後述するミミッキュアシレーヌと組み合わせた裏選出の補完として採用したので選出率としては高いが、このポケモン自体はそこまで大きな活躍はできず、どちらかというとミミッキュアシレーヌを通すためのクッションになりそのまま沈んでいくことが多かった。活躍した場面を強いていうなら、初手キノガッサ対面で最速起きしてその試合の流れを決めたことくらいでそれ以外は殆どクッションに徹していた悲しいポケモン。
ミミッキュ
性格 意地っ張り
持ち物 気合いの襷
努力値 H148 A204 B156
実数値 149-149-120-x-125-116
技構成 じゃれつく 影うち 呪い トリックルーム
選出率 7/8
裏選出の軸。今大会における最大の戦犯といっても過言ではないポケモン。以前作ったまま使っていなかったトリルミミッキュをそのまま流用した。HBはA特化メガギャラドスの1舞滝登りを最高乱数切耐えまで振っている。基本的にトリックルームをした後に呪いで退場するのが役割だが、特性の化けの皮でクッションとしての性能も高く非常に使いやすいポケモンだった。持ち物をzではなく襷にした理由としてはアシレーヌにz技を採用したかったのと、化けの皮をクッションとして消費してしまった場合でもトリル展開をするために最低1回は行動を確保する必要があったため。sラインに関しては最遅にしてまでトリル下で抜きたいポケモンがいないのでこのままでいいと考えている。このポケモンがじゃれつくを外してトリルターンが足りなくなった結果負けた試合がブロック内での勝率が同率の人との試合で、これにより直対負けとして予選敗退が決定しただけに残念でならない。
アシレーヌ
性格 控えめ
持ち物 アシレーヌZ
努力値 H236 B124 C124 D4 S20
実数値 185-×-110-178-137-83
技構成 泡沫のアリア ムーンフォース アクアジェット アンコール
選出率 7/8
今大会のMVP。勝った試合の殆どはこのポケモンおかげであり、特にミミッキュの剣舞影うち(34.5%〜41%)と意地ガブの地震(55.6%〜66.4%)をHP1だけ残して耐えて勝った試合は強く印象に残った。耐久面は意地っ張りメガボーマンダのすてみタックルを最高乱数から2つ切って耐える。sラインはミラーで上から殴ることを想定して振った。積み展開を阻止するためにアンコール、襷で耐えられた場合のとどめ用にアクジェを採用した。水zを撃つタイミングが重要で、交代読みで打てればもっと楽に勝てた試合も多かったので、そこだけが唯一の反省点。
まとめ
今大会はバンドリ展開が全く刺さっていなかったので殆ど選出できず、唯一選出した試合も択ゲーで日和った結果負けてしまったのが残念だった(その負けた試合の対戦相手が今大会優勝者のチャックさんだったので少し報われた)。逆に裏選出のトリル展開は非常に刺さっていたので、裏選出決めに時間をかけた甲斐があったといえる。
結果としては、予選落ちしてしまったが前回参加したオフでは1-7と惨敗だったのに対して、今回は予選突破争いに絡めたので大きな成長だと言える。また、3月末に別のオフに参加する予定なのでそこでは予選突破できるように頑張ります。
【SMレートS1】草統一最高レート1805達成
皆さん、どうも初めまして!私はKionと申します。
今回はSMレーティングシーズン1にて草統一で1800台にのせることができたので、使用していた構築を紹介します。
個別
カミツルギ
性格 ようき
持ち物 アクZ
技構成 リーフブレード スマートホーン つじぎり つるぎのまい
努力値 H4-D252-S252
SM草統一における構築の軸。DS振りに至った経緯は、レート序盤に大量にいた襷Aキュウコンに対面同速勝負で負けても最低1回は行動を確保したかったため。Dに振り切ることでC252吹雪+霰ダメージを確定で耐えることができる。レート中盤でキュウコンが減った後もD振りが思わぬ場面で活きたケースが多く、特にHBポリ2の冷凍ビームを確定3発に抑えて無理やり起点にできたのは良かった。アクZはAガラガラを意識して採用したが、カミツルギに対して出てくるテッカグヤやギルガルド、メタグロスなどの鋼タイプに通りがいいので隙を見て積極的に打つようにしていた。しかし、ギルガルドやメタグロスは素のアクzでは7割~9割しかダメージが通らないため、打つタイミングを間違えると返り討ちに会うので注意が必要。Z技に関しては、剣の舞でAランク+2状態にすればH244振りテッカグヤが確定1発(105.9%〜124.6%)の聖なる剣カクトウZの採用もありだと考えている。
被ダメージ計算
C252振りAキュウコンの吹雪
確定2発 74%〜87.4%ダメージ
控えめC252振り(DL補正あり)ポリゴン2の冷凍ビーム
確定2発 78.5%〜92.5%ダメージ
C4振りポリゴン2の冷凍ビーム
確定3発 37.7%〜45.1%ダメージ
中乱数1発 (43.8%) 89.6%〜106.6%ダメージ
確定2発 77.7%〜91.8%ダメージ
与ダメージ計算
アクZ(辻斬り)
H252振りAガラガラ 高乱数1発(87.5%) 98.2%〜116.1%ダメージ
H252振りギルガルド 確定2発 74.2%〜88.6%ダメージ
無振りメガメタグロス 確定2発 80%〜95.4%ダメージ
アクZ(辻斬り) Aランク+2
H244振りテッカグヤ 低乱数1発 (6.3%) 84.7%〜100%ダメージ
H252振りメガハッサム 確定2発 74.5%〜88.1%ダメージ
H4振りメガボーマンダ 確定2発 82.4%〜97.6%ダメージ
H252振りジバコイル 低乱数1発(31.3%) 88.7%〜104.5%ダメージ
リーフブレード Aランク+2
図太いH244B252輝石ポリゴン2 中乱数2発(59%) 46%〜54.9%ダメージ
無振りガブリアス 高乱数1発(81.3%) 97.2%〜114.7%ダメージ
H252振りギャラドス 確定1発 101.4%〜120.2%ダメージ
ダダリン
性格 いじっぱり
持ち物 とつげきチョッキ
技構成 パワーウィップ アンカーショット じしん シャドークロー
努力値 H204ーA244ーS68
正直もっといい調整案があるはずだと思っているが、思いつかなかった悲しいポケモン。ゲンガーやギルガルドのシャドーボールを耐えて、返しのシャドークローまたは地震で倒すことを目的として作った型。Sは4振りガラガラ抜き抜き調整にした。シーズン序盤はそれなりに活躍したものの、中盤以降は対面で鬼火を撃ってくるゲンガーや毒守ギルガルドが増えたため目的とした役割を果たすことはできなかった。終盤はルカリオの格闘技を透かして、地震で倒す以外の役割を与えることができず置き物と化していた。バンク解禁後は第6世代の草統一においてゲンガーメタで活躍したナットレイがくるのでS2以降採用できるかは怪しい。
ロズレイド
性格 おくびょう
持ち物 こだわりスカーフ
技構成 ヘドロばくだん めざめるパワー炎 じんつうりき マジカルシャイン
努力値 B4ーC252ーS252
シーズン序盤に多かった襷フェローチェを上から殴れてかつ、ヘドロばくだんの追加効果である3割の毒でそのまま落とせることから採用した。主な役割対象として、フェローチェ、控えめスカーフテテフ、控えめスカーフサザンドラ、ゲンガー、ハッサムなどが挙げられる。初手に出てきて、あからさまにスカーフアピールをしてくるテテフやサザンドラを悉く一撃で葬り去っていた。ゲンガーに対しては、じんつうりきでは確定2発なのでスカーフがバレた瞬間に、影踏みで後続の有利なポケモンに交換を許してしまうため安定はしなかった。メガハッサムに対してはテクニシャン補正が無いものの、めざ炎で7~8割ほど削れるため、後続で処理するための十分なダメージが入る。
与ダメージ計算
ヘドロ爆弾
D4振りカプ・テテフ 中乱数1発(50%) 92.4%〜108.9%ダメージ
無振りフェローチェ 確定1発 107.5%〜127.3%ダメージ
めざ炎
H252振りメガハッサム 確定2発 76.8%〜90.3%ダメージ
じんつうりき
H252振りメガゲンガー 確定2発 56.2%〜67%ダメージ
D4振りサザンドラ 確定1発 117.3%〜138.9%ダメージ
D4振りガブリアス 確定2発 55.7%〜65.5%ダメージ
Aナッシー
性格 ひかえめ
持ち物 ホノオZ
技構成 りゅうせいぐん サイコショック かえんほうしゃ トリックルーム
努力値 H68ーB4ーC188ーD236ーS12
草統一界初の火炎放射を習得した神ポケ(パンプジンなんのことかな?)。炎Zで環境に多い鋼タイプを焼いている。耐久は控えめC252テッカグヤの帯めざ氷を最高乱数を切って耐える程度。シーズン序盤は火炎放射を覚えることを認知されていないためホノオZがよく決まったが、中盤以降守る持ちのテッカグヤや、めざ氷持ちのテッカグヤが増えたため安定はしなくなった。トリックルームは積みポケに対する切り返しとして採用したが、エルフーンやカミツルギなど比較的速いポケモンと一緒に選出することが多かったため活用できた機会はあまりなかった。
被ダメージ計算
控えめC252振り帯テッカグヤのめざ氷
低乱数1発(6.3%) 86%〜101.6%ダメージ
無振りポリゴン2の冷凍ビーム
確定2発 75.9%〜89.3%ダメージ
低乱数2発(19.1%) 44.1%〜52.5%ダメージ
意地っ張り252振りメガメタグロスのコメットパンチ(硬い爪補正あり)
確定2発 75.4%〜89.3%ダメージ
与ダメージ計算
ホノオZ(火炎放射)
H252振りテッカグヤ 高乱数1発(93.8%) 99.5%〜117.2%ダメージ
H252振りメガメタグロス 確定1発 100.5%〜118.7%ダメージ
エルフーン
性格 おくびょう
持ち物 きあいのタスキ
技構成 ムーンフォース しぜんのちから アンコール 我武者羅
努力値 B4ーC252ーS252
この構築の縁の下の力持ち。悪戯心が弱体化され6世代程の制圧力は無いものの、我武者羅自然の力のコンボは健在でストッパーとして非常に使いやすいポケモン。エンニュートや最速ボーマンダなど上から殴ってくるポケモンを返り討ちにしたり、相手の変化技読みで後出ししてアンコールで嵌め殺したり、テッカグヤやポリゴン2など突破困難ポケモンを我武者羅で削ったりと選出すれば最低限の仕事してくれるので殆どの試合で選出した。
メガニウム
性格 わんぱく
持ち物 バコウのみ
技構成 じしん カウンター こうごうせい どくどく
努力値 H252ーA4ーB196ーD44ーS12
構築でボーマンダ対策がエルフーンしか居なかったので採用したポケモン。第6世代草統一で使用していたルンパッパから着想を得た。バコウカウンターが読まれることは殆どないため、初手メガニウムとボーマンダ対面で多くのマンダが突っ込んできては沈んでいった。ルンパッパと比較すると耐久が高く、陽気252振りメガマンダの1龍舞すてみタックルまでは半減実込みで耐えることができる。地震に関しては、マンダのお供としてよく見かけるジバコイルメタで採用した。ちなみにBに振り切れば意地っ張りメガボーマンダの1龍舞すてみタックルも半減実込みで耐えるので、こっちのほうがいいかもしれない。
被ダメージ計算
A252振り1龍舞メガボーマンダのすてみタックル(半減実込み)
確定2発 80.7%〜95.1%ダメージ
確定2発 83.4%〜99.4%ダメージ
意地っ張りA252振りAベトベトン
確定2発 80.2%〜94.1%
立ち回りについて
この構築はいかにしてカミツルギで無双するかが基本なので、カミツルギで対処できないポケモンをエルフーンやピンポイントメタのポケモンでしっかり処理することが重要です。また、相手の構築に襷マンムーや襷ミミッキュがいる場合はカミツルギで処理しなければならないので、ラスト1体でこいつらと対面することを想定してHP管理を気にして立ち回る必要があります。基本的にボーマンダやテッカグヤ、ゲンガー、マンムー、ベトベトン、ガラガラなどこちらの苦手ポケモンが相手の構築に3体以上いる場合は絞り切れないので、いくら初手選出と立ち回りを完璧にしたとしても勝てる見込みは5割程度と考えましょう。あとはひたすらに試行回数を稼いで読みの精度と立ち回りが上達することを祈るだけです。
結果
400戦くらいで1700に到達した後に一度レートを溶かしてしまいましたが、レリセしたのが功を奏したのか、ここまで少ない対戦数で1800に到達できたのは素直にうれしいです。S2以降は草統一で1900、2000と更なる高みを目指して頑張ります!