【SMレートS1】草統一最高レート1805達成
皆さん、どうも初めまして!私はKionと申します。
今回はSMレーティングシーズン1にて草統一で1800台にのせることができたので、使用していた構築を紹介します。
個別
カミツルギ
性格 ようき
持ち物 アクZ
技構成 リーフブレード スマートホーン つじぎり つるぎのまい
努力値 H4-D252-S252
SM草統一における構築の軸。DS振りに至った経緯は、レート序盤に大量にいた襷Aキュウコンに対面同速勝負で負けても最低1回は行動を確保したかったため。Dに振り切ることでC252吹雪+霰ダメージを確定で耐えることができる。レート中盤でキュウコンが減った後もD振りが思わぬ場面で活きたケースが多く、特にHBポリ2の冷凍ビームを確定3発に抑えて無理やり起点にできたのは良かった。アクZはAガラガラを意識して採用したが、カミツルギに対して出てくるテッカグヤやギルガルド、メタグロスなどの鋼タイプに通りがいいので隙を見て積極的に打つようにしていた。しかし、ギルガルドやメタグロスは素のアクzでは7割~9割しかダメージが通らないため、打つタイミングを間違えると返り討ちに会うので注意が必要。Z技に関しては、剣の舞でAランク+2状態にすればH244振りテッカグヤが確定1発(105.9%〜124.6%)の聖なる剣カクトウZの採用もありだと考えている。
被ダメージ計算
C252振りAキュウコンの吹雪
確定2発 74%〜87.4%ダメージ
控えめC252振り(DL補正あり)ポリゴン2の冷凍ビーム
確定2発 78.5%〜92.5%ダメージ
C4振りポリゴン2の冷凍ビーム
確定3発 37.7%〜45.1%ダメージ
中乱数1発 (43.8%) 89.6%〜106.6%ダメージ
確定2発 77.7%〜91.8%ダメージ
与ダメージ計算
アクZ(辻斬り)
H252振りAガラガラ 高乱数1発(87.5%) 98.2%〜116.1%ダメージ
H252振りギルガルド 確定2発 74.2%〜88.6%ダメージ
無振りメガメタグロス 確定2発 80%〜95.4%ダメージ
アクZ(辻斬り) Aランク+2
H244振りテッカグヤ 低乱数1発 (6.3%) 84.7%〜100%ダメージ
H252振りメガハッサム 確定2発 74.5%〜88.1%ダメージ
H4振りメガボーマンダ 確定2発 82.4%〜97.6%ダメージ
H252振りジバコイル 低乱数1発(31.3%) 88.7%〜104.5%ダメージ
リーフブレード Aランク+2
図太いH244B252輝石ポリゴン2 中乱数2発(59%) 46%〜54.9%ダメージ
無振りガブリアス 高乱数1発(81.3%) 97.2%〜114.7%ダメージ
H252振りギャラドス 確定1発 101.4%〜120.2%ダメージ
ダダリン
性格 いじっぱり
持ち物 とつげきチョッキ
技構成 パワーウィップ アンカーショット じしん シャドークロー
努力値 H204ーA244ーS68
正直もっといい調整案があるはずだと思っているが、思いつかなかった悲しいポケモン。ゲンガーやギルガルドのシャドーボールを耐えて、返しのシャドークローまたは地震で倒すことを目的として作った型。Sは4振りガラガラ抜き抜き調整にした。シーズン序盤はそれなりに活躍したものの、中盤以降は対面で鬼火を撃ってくるゲンガーや毒守ギルガルドが増えたため目的とした役割を果たすことはできなかった。終盤はルカリオの格闘技を透かして、地震で倒す以外の役割を与えることができず置き物と化していた。バンク解禁後は第6世代の草統一においてゲンガーメタで活躍したナットレイがくるのでS2以降採用できるかは怪しい。
ロズレイド
性格 おくびょう
持ち物 こだわりスカーフ
技構成 ヘドロばくだん めざめるパワー炎 じんつうりき マジカルシャイン
努力値 B4ーC252ーS252
シーズン序盤に多かった襷フェローチェを上から殴れてかつ、ヘドロばくだんの追加効果である3割の毒でそのまま落とせることから採用した。主な役割対象として、フェローチェ、控えめスカーフテテフ、控えめスカーフサザンドラ、ゲンガー、ハッサムなどが挙げられる。初手に出てきて、あからさまにスカーフアピールをしてくるテテフやサザンドラを悉く一撃で葬り去っていた。ゲンガーに対しては、じんつうりきでは確定2発なのでスカーフがバレた瞬間に、影踏みで後続の有利なポケモンに交換を許してしまうため安定はしなかった。メガハッサムに対してはテクニシャン補正が無いものの、めざ炎で7~8割ほど削れるため、後続で処理するための十分なダメージが入る。
与ダメージ計算
ヘドロ爆弾
D4振りカプ・テテフ 中乱数1発(50%) 92.4%〜108.9%ダメージ
無振りフェローチェ 確定1発 107.5%〜127.3%ダメージ
めざ炎
H252振りメガハッサム 確定2発 76.8%〜90.3%ダメージ
じんつうりき
H252振りメガゲンガー 確定2発 56.2%〜67%ダメージ
D4振りサザンドラ 確定1発 117.3%〜138.9%ダメージ
D4振りガブリアス 確定2発 55.7%〜65.5%ダメージ
Aナッシー
性格 ひかえめ
持ち物 ホノオZ
技構成 りゅうせいぐん サイコショック かえんほうしゃ トリックルーム
努力値 H68ーB4ーC188ーD236ーS12
草統一界初の火炎放射を習得した神ポケ(パンプジンなんのことかな?)。炎Zで環境に多い鋼タイプを焼いている。耐久は控えめC252テッカグヤの帯めざ氷を最高乱数を切って耐える程度。シーズン序盤は火炎放射を覚えることを認知されていないためホノオZがよく決まったが、中盤以降守る持ちのテッカグヤや、めざ氷持ちのテッカグヤが増えたため安定はしなくなった。トリックルームは積みポケに対する切り返しとして採用したが、エルフーンやカミツルギなど比較的速いポケモンと一緒に選出することが多かったため活用できた機会はあまりなかった。
被ダメージ計算
控えめC252振り帯テッカグヤのめざ氷
低乱数1発(6.3%) 86%〜101.6%ダメージ
無振りポリゴン2の冷凍ビーム
確定2発 75.9%〜89.3%ダメージ
低乱数2発(19.1%) 44.1%〜52.5%ダメージ
意地っ張り252振りメガメタグロスのコメットパンチ(硬い爪補正あり)
確定2発 75.4%〜89.3%ダメージ
与ダメージ計算
ホノオZ(火炎放射)
H252振りテッカグヤ 高乱数1発(93.8%) 99.5%〜117.2%ダメージ
H252振りメガメタグロス 確定1発 100.5%〜118.7%ダメージ
エルフーン
性格 おくびょう
持ち物 きあいのタスキ
技構成 ムーンフォース しぜんのちから アンコール 我武者羅
努力値 B4ーC252ーS252
この構築の縁の下の力持ち。悪戯心が弱体化され6世代程の制圧力は無いものの、我武者羅自然の力のコンボは健在でストッパーとして非常に使いやすいポケモン。エンニュートや最速ボーマンダなど上から殴ってくるポケモンを返り討ちにしたり、相手の変化技読みで後出ししてアンコールで嵌め殺したり、テッカグヤやポリゴン2など突破困難ポケモンを我武者羅で削ったりと選出すれば最低限の仕事してくれるので殆どの試合で選出した。
メガニウム
性格 わんぱく
持ち物 バコウのみ
技構成 じしん カウンター こうごうせい どくどく
努力値 H252ーA4ーB196ーD44ーS12
構築でボーマンダ対策がエルフーンしか居なかったので採用したポケモン。第6世代草統一で使用していたルンパッパから着想を得た。バコウカウンターが読まれることは殆どないため、初手メガニウムとボーマンダ対面で多くのマンダが突っ込んできては沈んでいった。ルンパッパと比較すると耐久が高く、陽気252振りメガマンダの1龍舞すてみタックルまでは半減実込みで耐えることができる。地震に関しては、マンダのお供としてよく見かけるジバコイルメタで採用した。ちなみにBに振り切れば意地っ張りメガボーマンダの1龍舞すてみタックルも半減実込みで耐えるので、こっちのほうがいいかもしれない。
被ダメージ計算
A252振り1龍舞メガボーマンダのすてみタックル(半減実込み)
確定2発 80.7%〜95.1%ダメージ
確定2発 83.4%〜99.4%ダメージ
意地っ張りA252振りAベトベトン
確定2発 80.2%〜94.1%
立ち回りについて
この構築はいかにしてカミツルギで無双するかが基本なので、カミツルギで対処できないポケモンをエルフーンやピンポイントメタのポケモンでしっかり処理することが重要です。また、相手の構築に襷マンムーや襷ミミッキュがいる場合はカミツルギで処理しなければならないので、ラスト1体でこいつらと対面することを想定してHP管理を気にして立ち回る必要があります。基本的にボーマンダやテッカグヤ、ゲンガー、マンムー、ベトベトン、ガラガラなどこちらの苦手ポケモンが相手の構築に3体以上いる場合は絞り切れないので、いくら初手選出と立ち回りを完璧にしたとしても勝てる見込みは5割程度と考えましょう。あとはひたすらに試行回数を稼いで読みの精度と立ち回りが上達することを祈るだけです。
結果
400戦くらいで1700に到達した後に一度レートを溶かしてしまいましたが、レリセしたのが功を奏したのか、ここまで少ない対戦数で1800に到達できたのは素直にうれしいです。S2以降は草統一で1900、2000と更なる高みを目指して頑張ります!